【鬼滅の刃】水柱・冨岡義勇をまるごと紹介~過去について考察してみた~

キャラ考察
引用:「鬼滅の刃」 5巻 集英社/吾峠呼世晴
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アニメ化したことで人気が急上昇した「鬼滅の刃」に登場し、鬼殺隊を支える柱たちの素晴らしい人間性について紹介します。

前記事で冨岡義勇って本当に他の柱から嫌われているのか、柱たちの本音についてまとめましたが、それでは義勇ってなんでそんなに根暗なの?と思った方もいらっしゃると思うので、今回は冨岡義勇の過去について考察をしながら紹介します。

 

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冨岡義勇のプロフィール

使用する呼吸:水の呼吸
年齢:物語開始時19歳 → 再登場時21歳(炭治郎が修行~入隊まで約2年かかっている)
誕生日:2月8日
身長:176cm
体重:69kg
出身地:東京府 豊多摩郡 野方村(現:中野区 野方)
趣味:詰め将棋
好物:鮭大根

好物は鰤大根ならぬ鮭大根!
身長は176cm、悲鳴嶼さんや宇随さんが大柄であるため小さく見られがちですが、男性としては並みの高身長です。

 

お館様から見た冨岡義勇

冨岡義勇の過去について、物語の進行に沿うように15巻のエピソードをベースにしてまとめていこうと思います。

お館様は柱稽古に参加せず殻に閉じこもっている義勇をずっと心配していました。

炭治郎なら義勇の心を開いてくれると信じて密かにお願いしており、炭治郎は義勇が話してくれるまでしつこく付きまとう行動を取り続けます。結果義勇は根負けし、炭治郎に重い口を開いて経験した過去について話しています。

 

冨岡義勇の過去

義勇の悲しい過去には大きく分けて2つのトラウマがあります。

幼少期の悲しい記憶について15巻には書かれていませんが公式ファンブックの第一弾で明かされています。

両親は病気で他界しており、姉・蔦子と亡くなった両親の遺産で暮らしてました。

それまで平和だった暮らしが一変、冨岡家が鬼に襲撃されます。

蔦子は義勇を庇い、目の前で鬼の餌食になってしまいます。
それは蔦子が祝言を挙げる前日のことでした。

この出来事が、義勇の第一のトラウマとなります。

まだ幼かった義勇は鬼に襲われたという話をしても姉を亡くして心を病んだと思われ信じてもらえず、遠方の親戚の医者の元へ連れて行かれる事となったのですが、途中で逃げ出し遭難してしまいます。
その際、鱗滝さんの知り合いの猟師に拾われたことで鬼殺隊を目指すこととなります。

やはり物語登場時の炭治郎のように、村人全員が鬼の存在を信じていたわけではないようです。
もちろん鬼を見たことがなく、襲われたこともない人は近くに鬼が潜んでいるなんて普通は思わないですよね。

 

鬼殺隊に入隊するまで

水の呼吸の育手・鱗滝左近次に引き取られてから同い年の「錆兎」と親友になります。

その当時の義勇(13歳)は笑顔が普通に似合う少年でした。
(物語に登場した時には目にハイライトがありませんが、13歳の頃はまだハイライトがあります)

最終選別、義勇は最初に襲い掛かってきた鬼に怪我を負わされ朦朧としているところを錆兎に助けられました。
しかし錆兎は義勇を別の受験者に預け、助けを呼ぶ声の方へ行ってしまいます。

義勇が気がついた時には選別が終わっており、合格条件である7日間生き延びることはできましたが、錆兎は助けを求める他の受験者を全員助け、結局一人帰らぬ人となりました。

これが第二のトラウマとなります。


引用:「鬼滅の刃」 15巻 130話 集英社/吾峠呼世晴

 

スーパーネガティブになった理由

次にネガティブの原因について、本人の口下手な証言を訳しながら考察していきます。

義勇がネガティブになった原因としてはまず第一のトラウマ、第二のトラウマ、その上自分は鬼を一体も倒さないで最終戦別に受かってしまったという過去の経験から自己嫌悪から他人と距離を置くようになったというのが原因で間違いないと考えられます。

15巻で柱稽古に参加しない義勇は炭治郎に『俺は彼らとは違う。本来なら鬼殺隊に俺の居場所は無い』と言っています。

ここで言う「彼ら」とは「鬼殺隊の隊士」と当てはめることもできますが、「柱」と捉えるのが妥当だと考えられます。

今の話は炭治郎に向けて話しているので、「彼ら」が隊士全員の事を指すなら炭治郎も隊士なので「お前たち」か「炭治郎」と呼ぶはずです。

そのためここで義勇が言いたい事の正しい解釈は「俺は他の柱たちとは違う。本来なら最終選別で鬼を一体も倒していない俺は鬼殺隊隊士ではない。故に鬼殺隊に俺の居場所は無い」のようになるかと推察できます。

 

風柱、蛇柱からの印象が悪い原因

次は不死川実弥や伊黒小芭内からの印象が非常に悪い理由について、義勇がどういう思いで、どうやって柱になったのかという視点から考察していきます。

人から嫌われる原因としては単に性格や価値観の不一致、そもそも彼の場合口下手という事もあるとは思いますが、
義勇は無限城編で猗窩座と戦闘した際に『極力刀を抜きたくはないし、誰かれ構わず娯楽のように手合わせするのも好きではない』と言っていることから元々「平和主義」な人ではないかと推測きます。

しかし義勇が柱になるまでに「鬼を50体倒した」もしくは「十二鬼月を倒した」かどちらかの功績を挙げているため、柱と認定されています。

しかも、拾ノ型までしかない水の呼吸から最強の防御技である拾壱ノ型「凪」というを編み出していますので、血と汗が滲むほどに相当な努力をしているはずです。

これらのことから、一つは周りの人は水柱として見ているのに義勇本人はそれを認めておらず柱じゃないと言って一線を引いた態度をとっていること(普通に言って超ネガティブ)、
そしてもう一つ柱の中でも特に不死川実弥と伊黒小芭内との性格や価値観が合わないことが印象が悪い原因と考えられます。

 

まとめ

炭治郎に重い口を開いて自らが経験した過去について(多分初めて他人に)話した結果、義勇と炭治郎はざるそば早食い勝負をするほど絆が深まり、柱稽古に参加するようにまでに心を開くこととなります。(この時点でまだ風柱と和解はしていない)


引用:「鬼滅の刃」 16巻 136話 集英社/吾峠呼世晴

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