【鬼滅の刃】蟲柱・胡蝶しのぶをまるごと紹介~しのぶの秘密も暴露~

キャラ考察
引用:「鬼滅の刃」 6巻 集英社/吾峠呼世晴
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アニメ化したことで人気が急上昇した「鬼滅の刃」に登場し、鬼殺隊を支える柱たちの素晴らしい人間性について紹介します。

今回は胡蝶しのぶの紹介です。涙無しでは語れないエピソードなども紹介します。
この記事では鬼滅の刃5巻、16巻から19巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。

 

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胡蝶しのぶのプロフィール

使用する呼吸:蟲の呼吸
誕生日:2月24日
年齢:18歳
身長:151cm
体重:37kg
出身地:東京府 北豊島郡 滝野川村(現:北区 滝野川)
趣味:怪談話
好物:生姜の佃煮

人物像

鬼殺隊の中で数少ない女性剣士でありながら、最高位の剣士である『柱』の一人です。

身長151cm、体重37kgと、とても華奢な体形ですが「蟲の呼吸」を使う蟲柱。

他に鬼殺隊の中で蟲の呼吸を使う剣士は登場していません。

しのぶの継子の栗花落カナヲは洞察力に優れ、姉カナエが存命の時に見様見真似で花の呼吸を習得しました。

両親が薬学に精通していたということもあり、しのぶ自身も薬や毒の調合が得意で、唯一藤の花の毒で鬼を滅することができ、蝶屋敷では戦闘で負傷した隊士たちの治療も行っています。

頭が良いだけではなく、善逸が「それ(容姿)だけで食べていけそう」というほど容姿端麗です。
※無類の女性好きな善逸だけでなく誰もがそう思っています。きっと。

 

胡蝶しのぶの過去

幼少期、鬼に両親を惨殺されています。

その際、岩柱・悲鳴嶼行冥に助けられ、姉の胡蝶カナエと一緒に「人も、人を喰う鬼も救う」ため鬼殺隊への入隊を決意。

悲鳴嶼行冥に入隊方法を尋ねますが「女の子供2人には無理」と一度無視されてしまいます。
それでも食い下がった結果、カナエとしのぶは柱になるまで成長します。

 

日輪刀

しのぶの刀を作ったのは刀鍛治の里の里長である鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)様です。

しのぶは華奢で筋力が弱いため鬼の頸を斬ることができない代わりに押す筋力、突く筋力はズバ抜けて強く、その威力は岩を貫通するほどです。

例えば、水の呼吸の中で最速の突き技「雫波紋突き」より速いとされています。

その速度を実現させるためには刀もできる限り軽くなくてはなりません。
そのためしのぶの刀は刃の部分を極限まで削り、突く際に刀が刺さりやすいように先端だけ鋭く尖っているという独特な形状をしています。

 引用:「鬼滅の刃」 5巻 41話 集英社/吾峠呼世晴

 

那田蜘蛛山エピソード

胡蝶しのぶの初登場シーンは那多蜘蛛山編で冨岡義勇と共に援軍として任務に向かった際、人間を繭に閉じ込め、毒液で殺害していた姉蜘蛛(累の姉役)の元へ訪れます。

しのぶの強さを肌で感じた姉蜘蛛は、下弦の伍・累に無理やり従わされていることを自白、命乞いをされたしのぶは、

「正しく罰を受けて生まれ変わるのです。そうすれば私たちは仲良しになれます。
目玉をほじくり出したり、お腹を切って(台詞がグロテスクなので割愛します)出したり
その痛み 苦しみを耐え抜いたときあなたの罪は許される」

と、笑顔で拷問を迫る毒舌家な一面もあります。

 

無限城エピソード

無限城にて姉を惨殺した上弦の弐・童磨と遭遇します。

戦闘では鬼殺隊最速の突き技を持って戦うが、童磨に斬られ致命傷を負わされます。

童磨「毒じゃなく頸を斬れたら良かったのにね
あーー無理かあ 君小さいから」

しのぶ「あとほんの少しでも体が大きかったら鬼の頚を斬ってたおせたかなあ
姉さんは華奢だったけど私より上背があった
悲鳴嶼さんいいなぁ
あの人が助けに来てくれたら皆安心するよね」

と童磨に侮辱され弱気になってしまいます。その時、しのぶの前に姉のカナエが現れます。

カナエ「しっかりしなさい。泣くことは許しません。立ちなさい。蟲柱 胡蝶しのぶ
しのぶならちゃんとやれる。頑張って。」

しのぶは立ち上がり、渾身の突き技と毒を天井に届くまで童磨の頸に打ち込んだが、童磨は遂に全ての毒を分解してしまったのです。
童磨は落下寸前でしのぶを抱きしめ、

童磨「えらい!よく頑張ったね!こんな弱い女の子がここまでやれるなんて!
姉さんより才も無いのによく鬼狩りをやってこれたよ!今まで死ななかったことが奇跡だ!」

と蔑みながら涙を流します。

そこへしのぶの継子である栗花落カナヲが駆け付けます。

しのぶは指文字で童磨の血鬼術の能力をカナヲに知らせたがそのサインがバレた瞬間、童磨に抱きしめられる体制になっていたしのぶは背骨を折られ力尽き、童磨に吸収されてしまいました。

最後に残ったのは蝶の髪飾りだけでした。

頸を斬られた後の童磨はこの世とあの世の間のような所で「ねぇしのぶちゃん ねぇ俺と一緒に地獄へ行かない?」としのぶに生まれて初めて恋心を抱いていますが、しのぶは「とっととくたばれ糞野郎」と笑顔で一蹴します。

これが胡蝶しのぶの名言となると共に、悲願が果たされた名場面でもあります。

その後、満開の桜の木の下で姉・カナエや両親と無事再会を果たしました。

引用:「鬼滅の刃」 19巻 163話 集英社/吾峠呼世晴

 

蟲の呼吸の種類

蟲の呼吸は他の呼吸と異なり型ではなく、すべて「〇〇ノ舞」と名付けられています。

蝶ノ舞 戯れ

 引用:「鬼滅の刃」 5巻 41話 集英社/吾峠呼世晴
那田蜘蛛山で使った技です。

蜂牙ノ舞 真靡き

 引用:「鬼滅の刃」 16巻 141話 集英社/吾峠呼世晴
上記の蝶ノ舞 戯れよりも強力な技です。上弦の弐・童磨との戦闘で使っていました。

蜻蛉ノ舞 複眼六角

 引用:「鬼滅の刃」 16巻 142話 集英社/吾峠呼世晴
上記、蜂牙ノ舞 真靡きによって打ち込んだ毒が分解されたため、段々と強い技を繰り出していると思われます。

蜈蚣ノ舞 百足蛇腹

 引用:「鬼滅の刃」 16巻 142話 集英社/吾峠呼世晴
以上でしのぶ自身が作った毒をすべて使い切りました。そのため技もこれがすべてかと推測されます。

 

キャラクター考察

鬼殺隊を支える柱は皆、後輩の盾になるのは当然、若い芽は摘ませないという信条があります。

しのぶの場合は自分が童磨に喰われることを前提に、1年以上前から珠世との共同研究による藤の花の毒を摂取し、血液・内臓・爪の先に至るまで鬼の致死量のおよそ700倍の毒を回らせています。

このことから、童磨を討伐できた要因は珠世が作った毒があったからという事になります。

本来であればしのぶ本人が作った毒で仇を討ちたかったところですが、残念ながらお館様も言っている通りしのぶ一人ではそこまでの技術と時間の猶予がなかったのです。

結果仇を討つことができたので万々歳ですが。

この作戦をカナヲに打ち明ける際、カナヲが童磨にとどめを刺すために使う花の呼吸の最終奥義「終ノ型 彼岸朱眼」が失明するリスクがあることについて、自分は命を失おうというのにカナヲの心配をしていることから、カナエと同じように慈悲深く尊い人だという事が分かります。

 

怒っている時も笑顔を崩さない理由

童磨と戦っている時以外は「とっととくたばれ糞野郎」と言うときでさえ、笑顔を崩さない胡蝶しのぶですが、彼女は元々そういう性格だったわけではありません。

炭治郎が匂いで感じ取ったように、怒りっぽい性格で昔は表情にもそれが出ていました。


引用:「鬼滅の刃」 8巻 番外編 集英社/吾峠呼世晴

幼少のころからカナエとは反対の勝気な性格で、眉毛も吊り上がり眉のように描かれています。

そんなしのぶが笑顔を絶やさぬようになったのはカナエ(当時17歳)が亡くなってからです。
しのぶは14歳にして 蝶屋敷の主人になっています。
元々面倒見が良いため、蝶屋敷で引き取った子供たちを分け隔てなく可愛がっています。

 

これは後から気づいたのですが、蝶屋敷で看病をメインに務めている神崎アオイは昔のしのぶの様に見えるときがあります。

しのぶがニコニコキャラになり、カナヲは元々大人しいキャラクターなので、勝気な性格のキャラクターも身内には必要で、そのおかげで蝶屋敷の中の調和がとれていると考えられます。

 

まとめ

ここまで胡蝶しのぶは容姿端麗頭脳明晰運動神経も抜群、その上面倒見も良い人ということを紹介しました。

ただ鬼が存在していなければ、悲惨な過去がなければきっと良い母になっていただろうに。

しかし身内を鬼に惨殺されているからこそ、しのぶは笑顔を絶やさぬようになったのだと考ると、皮肉な話のようにも思えますね。

 

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