【鬼滅の刃】恋柱・甘露寺蜜璃をまるごと紹介~超感動ラストシーンの解説もあり~

キャラ考察
引用:「鬼滅の刃」 14巻 集英社/吾峠呼世晴
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アニメ化したことで人気が急上昇した「鬼滅の刃」に登場し、鬼殺隊を支える柱たちの素晴らしい人間性について紹介します。

今回は恋柱として鬼殺隊を支える剣士の一人。甘露寺蜜璃について紹介していきます。
こちらの記事には鬼滅の刃23巻のネタバレが含まれます。ご注意ください。

 

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プロフィール

使用する呼吸:恋の呼吸
誕生日:6月1日
年齢:19歳
身長:167cm
体重:56kg
出身地:東京府 麻布區 飯倉(現:港区 麻布台)
趣味:料理、メンコで負け知らず
好物:桜餅
鴉の名前:麗(うらら)

人物像

相手の長所にキュンとする朗らかな性格の女性剣士。

 

鬼殺隊に入った理由

添い遂げる殿方を見つけるため、そして”自分らしく”いられる場所がこの鬼殺隊だったために入隊したと考えられます。

当時17歳。鬼殺隊に入る前はお見合いをして、普通の女の子と同じように幸せになるはずでした。

しかし、何度お見合いをしても破談。蜜璃にコンプレックスを植え付けます。

その理由は、

「君と結婚できるのなんて熊か猪か牛くらいでしょう。そのおかしな頭の色も子供に遺伝したらと思うとゾッとします」

とあるお見合い相手に言われた辛辣な言葉でした。

彼女は生まれつき筋肉の密度が常人の8倍あるという特異な体質で、
さらにその食欲は、相撲取り3人分以上の量を一人でペロリと平らげるほど大食漢でした。

ピンク色の髪は、本人曰く好物の桜餅を食べ過ぎてその色に変ってしまったとのこと。
(ピンク→餅の部分 緑→葉の部分?)

お見合いを成功させるには本当の自分を隠さなくてはならず、髪を黒く染め、食べるのを我慢します。

しかし、「本当にこれでいいのかな?」「こんなのおかしい・・・」

と、本当の自分を隠すことに疑問を抱くようになります。

 

お館様からみた甘露寺蜜璃

お館様はそんな蜜璃に、以下のように話しています。

「素晴らしい 君は神様から特別に愛された人なんだよ蜜璃 自分の強さを誇りなさい
 君を悪く言う人は皆 君の才能を恐れ羨ましがっているだけなんだよ」

このお館様の格言は誰にでも当てはまると思います。筆者も過去の経験から心に深く刺さりました。

鬼殺隊に入ってからは皆が蜜璃の力を認め、鬼から守った人たちは涙を流して蜜璃にお礼を言ってくれた。
そういった経験が、彼女の暗い過去を照らしてくれたのだと思います。

蛇柱の伊黒小芭内は蜜璃に縞模様のニーハイをプレゼントしています。
いつも蜜璃が履いている緑の靴下です。

”女の子なのに力が強い”ことにコンプレックスを持っていた蜜璃にとってはこの鬼殺隊が唯一、自身が「普通の女の子」として生きていける「居場所」だったのです。

 

日輪刀

甘露寺蜜璃の刀は極めて薄く柔らかい、それはまるで鞭の様。(または体操選手が持つリボンにも例えることができるかもしれません)

その技の速度は宇随天元よりも上回っています。

強力な刀の「しなり」に加え、常人の8倍にもおよぶ筋力、そして関節の可動域の広さがその速度を可能にしています。

 

恋の呼吸について

恋の呼吸は炎の呼吸の派生です。

蜜璃は元々煉獄杏寿郎の継子でした。

煉獄杏寿郎の教え方は上手なのですが、いくらその通りに修行をしても炎の呼吸を習得することができませんでした。
その結果、恋の呼吸が誕生したのです。

 

恋の呼吸の種類

壱ノ型 初恋のわななき

単行本で2ページにも渡る圧巻の技。

引用:「鬼滅の刃」13巻 112話 集英社/吾峠呼世晴

 

弐ノ型 懊悩巡る恋

引用:「鬼滅の刃」 14巻 123話 集英社/吾峠呼世晴

 

参ノ型 恋猫しぐれ

引用:「鬼滅の刃」 14巻 122話 集英社/吾峠呼世晴

 

伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪

引用:「鬼滅の刃」14巻 123話 集英社/吾峠呼世晴

 

陸ノ型 猫足恋風

引用:「鬼滅の刃」 14巻 123話 集英社/吾峠呼世晴 

 

痣の発現

また、刀鍛冶の里が襲撃された時の半天狗との戦いで、”みんなを守る”という決意が甘露寺蜜璃の首に四つ葉のような形の痣を浮かび上がらせました。


引用:「鬼滅の刃」 14巻 124話 集英社/吾峠呼世晴

 

蛇柱・伊黒小芭内との誓い

これ以降は鬼滅の刃を最後まで読んでいない方にはネタバレになりますが、
最終決戦で鬼舞辻無惨に致命傷を負わされた蜜璃は戦線を離脱してしまいます。

伊黒小芭内が隠に甘露寺を預け、再び決戦に戻りますが彼もまた、致命傷を負います。

最終決戦後、2人に残された時間はあと僅かという状況になりました。

伊黒が初めて会った日のことについて話し始めます。

「伊黒さん…
お館様のお屋敷で迷ってた私を…
助けてくれた…」

「違う 逆だ
 あの日会った君があまりにも普通の女の子だったから俺は救われたんだ」

鬼殺隊に入る前までは奇抜な髪色、特異体質なため変わった子として見られていた蜜璃でしたが、はしゃいで笑う蜜璃も柱になるまでの試練の苦しさを微塵も思わせない姿も伊黒からすると”普通の女の子”だったのです。

「伊黒さん伊黒さんお願い
生まれ変われたら
 また人間に生まれ変われたら
 私のことお嫁さんにしてくれる?

自身に対する伊黒の行動に、蜜璃は素直な気持ちを明かし、来世で結ばれることを願います。

伊黒も蜜璃の言葉を受け「絶対に君を幸せにする」と応え、涙を流して固く誓いました。

蜜璃は当初の目的であった添い遂げる殿方を見つけること、また、その殿方と来世を誓い合うことができ安心して旅立ちました。

そんな蜜璃を看取った直後、伊黒も後を追うように旅立っていきました。

 

まとめ

可憐な容姿ながら実力もあり、鬼殺隊の皆からは話しやすい人No.1に選ばれるなど、まさに『この人が希望の光だ!!』 (鬼滅の刃14巻 123話 124話 集英社/吾峠呼世晴炭治郎の台詞より)
という蜜璃ちゃんの紹介でした。

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