【鬼滅の刃】音柱・宇随天元をまるごと紹介~彼が守るべきものとは~

キャラ考察
引用:「鬼滅の刃」 9巻 集英社/吾峠呼世晴
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アニメ化したことで人気が急上昇した「鬼滅の刃」に登場し、鬼殺隊を支える柱たちの素晴らしい人間性について紹介します。

2021年内のTVアニメ化が決定している『鬼滅の刃 遊郭編』

今回は『遊郭編』に登場する音柱・宇随天元(うずい てんげん)という人物について紹介していきます。

鬼滅の刃 遊郭編のネタバレを含みます。まだご覧になられていない方はご注意ください。

 

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宇随天元のプロフィール

使用する呼吸:音の呼吸
誕生日:10月31日
年齢:23歳
身長:198cm
体重:95kg
出身地:不明
趣味:嫁と温泉巡り、秘湯探し
好物:ふぐ刺し

天元の自己紹介は自称『神』

「いいか?俺は神だ!お前らは塵だ!まず最初はそれをしっかりと頭に叩き込め‼ねじ込め‼俺が犬になれと言ったら犬になり 猿になれと言ったら猿になれ‼ 猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を常に伺い全身全霊でへつらうのだ」

「そしてもう一度言う 俺は神だ‼」

派手なものが好きで身長は198cmと大柄。ジャラジャラと宝石を身に着けていて左目には化粧をしており独特なセンスが光っていますが、その素顔はイケメンです。
隊服姿の時は髪を結っていますが、遊郭へ潜入するときは一般人に紛れ込むために髪をおろして化粧も落としており、その見た目はまさに「色男」です。


引用:「鬼滅の刃」 9巻 71話 集英社/吾峠呼世晴

嫁も優秀な女忍者「くの一」で、「須磨(すま)」「まきを」「雛鶴(ひなづる)」の3人がいます。

 

宇随天元が使用する呼吸法

「音の呼吸」は、善逸が使用する雷の呼吸の派生です。
雷の呼吸を使う剣士(柱)は鳴柱(なりばしら)と呼ばれていました。

雷の呼吸と音の呼吸の関係性について考察すると、ゴロゴロと稲妻が走る音、そして昔は雷雨を呼ぶために太鼓を鳴らして雨乞いの儀式を行う風習などもあったことから、音の呼吸が生まれたと考えられます。

 

自分には才能なんてない

炭治郎たちの前では「祭りの神」と名乗っていますが、上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)の猛毒を受けても倒れない天元に対して「選ばれた才能だなぁ」と言われた際、「俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな」と言っています。

そう、天元は、元忍で毒に対する耐性があるため毒を受けてもすぐ倒れないのですが、上記の台詞はそういう意味ではなく、悲鳴嶼行冥のように自分よりも力のある人もいれば、時透無一郎のように刀を持って2か月で柱になる人もいることを、「上には上がいる」ということを知っているのです。

そして何より、無限列車編で亡くなった煉獄杏寿郎のように、列車脱線の時に技をたくさん繰り出し被害を最小限にとどめたり、その直後に階級が下の隊士を庇いながら上弦と戦うといった勇敢さは自分にはないと思っているため、上記のような言葉が出てきたと考えられます。

おそらく炭治郎たちの前では「柱」として自分は先輩であり、炭治郎、善逸、伊之助よりも明らかに力の差は上であるため見くびられないように(実際に善逸は天元のことを最初はアホな人だと思っている描写があるため)敢えて「祭りの神」などと名乗って自分の方が格上であることを示していたのではないかと考えられます。

 

宇随天元の過去

天元は忍の家系の生まれで9人の姉弟がいました。

天元が生まれた一族は数が少なく、衰退していく焦りからか、父親は天元たち姉弟に取り憑かれたように厳しい訓練を強います。
その結果、天元が15歳になるまでに姉弟は7人亡くなってしまいました。
大正時代にもう忍は存在しないと思われていましたが、天元と2歳下の弟だけ生き残っています。

しかし生き残った弟はまるで父親の生き写しの様。

「部下は駒、妻は後継ぎを産むためなら死んでもいい、本人の意思は尊重しない、ひたすら無機質」という考えになっていきます。

『あんな人間にはなりたくない』

そして天元と嫁3人は忍び一族を抜け「抜け忍」となり、鬼殺隊に入ることになります。

忍は元来人の命を奪うものですが、天元たちが選んだ人生は人の命を守るために戦う道です。

それに対してお館様は「つらいね天元 君の選んだ道は」と言いました。

自分を形成する幼少期に植え込まれた価値観を否定しながらも戦いの場に身を置き続けるのは苦しいこと、
様々な矛盾や葛藤を抱えながら、それでも前を向き、人の命を守るために戦うことを決意した天元たちに対して

「ありがとう 君は素晴らしい子だ」とも言いました。

こういった経緯から天元はお館様に忠誠を誓い、感謝しています。

忍の一族でありながら人の命を守るために戦う道を選んだ天元を認めたのは、おそらくお館様が最初で最後でしょう。

 

宇随天元の信条

そして天元の中には必ず守るべき「命の順序」があります。

第一は嫁3人、次に堅気(かたぎ)の人間、「最後に自分」。

先に遊郭に潜入していた3人いる嫁の内の一人雛鶴は正体が鬼にバレそうになったため自ら服毒し、病気と見せかけ切見世(きりみせ)に送られていたところを、天元は雛鶴に解毒剤を飲ませ「お前はもう何もしなくていい 解毒薬が効いたら吉原を出ろ わかったな」と諭している描写もあります。

 

日輪刀


引用:「鬼滅の刃」 9巻 77話 集英社/吾峠呼世晴

天元は二刀流です。その太刀は爆発するほど桁違いの威力があり、喰らって生き延びた者がいないらしい。。。

遊郭編で発揮した音の呼吸は、地下深くにある堕姫(だき)の食糧庫まで貫通するほどの威力があります。

 

音の呼吸の種類

壱ノ型 轟

引用:「鬼滅の刃」 9巻 77話 集英社/吾峠呼世晴

こちらが堕姫の食糧庫まで貫通させた技です。

肆ノ型 響斬無間

引用:「鬼滅の刃」 11巻 90話 集英社/吾峠呼世晴

妓夫太郎の攻撃を相殺した技です。

伍ノ型 鳴弦奏々

引用:「鬼滅の刃」 11巻 89話 集英社/吾峠呼世晴

派手好きな天元ならではの爆発を起こす技です。「奏々」は「騒々」と解釈することもできますね。

 

他にはこんな武器も使います

火薬玉


引用:「鬼滅の刃」 10巻 86話 集英社/吾峠呼世晴

忍の頃から使っていたと思われる火薬玉。微かに触れただけで大爆発を起こす設計となっています。

 

戦闘中に完成した『譜面』とは

宇随天元独自の戦闘計算式のこと。分析には時間がかかるが敵の攻撃動作の律度を読み、音に変換します。

相手の癖や死角もわかるとのこと。

唄に合いの手を入れるように、音の隙間を攻撃することで敵に打撃を与えることができます。

 

まとめ

(元)忍でありながら派手好きで、愛情深く、義理堅い、優しい、そして指揮官としても優秀な人物ということがわかりましたね。

まとめ方が雑ですいません。

一通り宇随天元の魅力は書き出せたと思います。

本編にちょこっと登場する忍獣「ムキムキねずみ」が2匹います。

その力はネズミ1匹で刀1本を持ち上げられるほどです。アニメ版でも見てみたいですね。

伊之助の刀を運んでくれています。


引用:「鬼滅の刃」 9巻 76話 集英社/吾峠呼世晴

 

豆知識

今回『鬼滅の刃 遊郭編』の舞台となっている吉原(よしわら)遊郭ですが、この遊郭は実在していたようです。

ネットで調べてみると吉原遊廓とは、江戸幕府によって公認された遊廓で、始めは江戸日本橋近くにあり「元吉原」と呼びます。明暦の大火後は浅草寺裏の日本堤に移転し、以前の吉原と区別をするために「新吉原」と呼ぶようになったそうです。
現在も町の区画割は昔のままほとんど変わっていないらしいです。

 

最後に

上弦の陸と戦い抜いた天元の結末まで書いてしまうと、アニメ化を楽しみにされている方々に申し訳ないのと、面白さが半減してしまうような気がしますので今回記事にするのはここまでといたします。

遊郭編の公開はまだ先になるかとは思いますが、今から宇随天元と上弦の陸との戦いがどのようにアニメ化されるのかが楽しみです。

今後の活躍に注目すべし!人気急上昇必至の音柱・宇随天元の紹介でした。

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